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空野 シオン
Sorano Shion
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なぜ『SoftEther VPN』は禁止?深刻なリスクを徹底解説

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空野 アオイ

お姉ちゃん、ネットで「SoftEther VPN(VPNGate)」っていう無料のVPNアプリを見つけたんだけど、これ使っても大丈夫?無料だからお得だよね!

空野 シオン

葵、ストップ!SoftEther VPN自体は素晴らしい技術だけど、無料の公開サーバーに繋ぐのはセキュリティリスクが高すぎるよ。「禁止」を推奨する企業や専門家も多いんだ。

インターネット上の制限を回避したり、IPアドレスを変更したりするために、「SoftEther VPN(VPNGate)」の利用を検討している方は多いかもしれません。完全無料で使えるため、一見すると非常に魅力的に思えます。

しかし、IT専門家や多くの企業は、無料のVPNサーバーへの接続を厳しく禁止(非推奨)しています。そこには、個人情報が盗まれる深刻なリスクが隠されているからです。

この記事では、SoftEther VPNの仕組みと、なぜ無料サーバーの利用が危険視されているのかを分かりやすく徹底解説します。

タップできる目次

SoftEther VPN(VPNGate)とは?

そもそも、SoftEther VPNとはどのようなサービスなのでしょうか。

筑波大学発の学術実験プロジェクト

SoftEther VPNは、筑波大学の研究プロジェクトとして開発された、オープンソースのVPNソフトウェアです。通信制限の厳しい国からでも自由なインターネットアクセスを提供することを目的としてスタートしました。

「VPN Gate」という仕組みを利用することで、世界中のボランティアが提供している無数のVPNサーバーに、誰でも無料で接続できるのが最大の特徴です。

なぜSoftEther VPNの利用は禁止・危険と言われるのか?

システム自体は非常に優秀ですが、問題なのは「接続先のサーバーを誰が管理しているか分からない」という点にあります。

通信内容が管理者に筒抜けになるリスク

VPN Gateで提供されているサーバーは、世界中の見ず知らずの個人(ボランティア)が立ち上げたものです。あなたがそのサーバーに接続している間、すべての通信データはそのサーバーを経由します。

もしサーバーの管理者が悪意を持っていた場合、あなたの検索履歴、入力したパスワード、クレジットカード情報などの通信内容(パケット)を盗み見ることが技術的に可能です。

マルウェアやウイルス感染の危険性

悪意のあるサーバーに接続してしまうと、偽のWebサイトに強制的にリダイレクト(誘導)されたり、マルウェア(ウイルス)をダウンロードさせられたりする危険性があります。「無料だから」と安易に接続した結果、スマホやパソコンが乗っ取られる事態になりかねません。

企業が利用を禁止する理由

企業の社員がテレワーク中にこのような無料VPNを利用すると、社内の機密情報が外部に流出する恐れがあります。そのため、多くの企業ではセキュリティポリシーとして無料VPNアプリの使用を明確に禁止しています。

トラブルに巻き込まれる(IP共有リスク)

VPNサーバーに接続すると、あなたのIPアドレスは「そのボランティアサーバーのIPアドレス」になります。しかし、そのサーバーには他の多くの利用者も同時に接続しています。

もし、他の利用者がそのIPアドレスを使って掲示板への誹謗中傷やサイバー攻撃などの犯罪行為を行った場合、同じIPアドレスを使っていたあなたも容疑者として疑われるリスク(巻き添えリスク)が存在します。さらに、VPN Gateは法執行機関からの要請があればアクセスログを提供する方針を取っています。

安全にVPNを使いたいなら「有料VPN」一択

IPアドレスの変更やジオブロックの解除を行いたい場合、セキュリティを担保するためには「ノーログポリシー」を掲げる有料VPNを利用するのが唯一の正解です。

ノーログポリシーとは?

NordVPNやExpressVPNなどの信頼できる大手有料VPNは、「ユーザーの通信履歴やIPアドレスのログ(記録)を一切保存しない」というノーログポリシーを宣言しています。
外部の独立機関による監査も受けているため、通信内容が漏洩したり、第三者に渡ったりすることは物理的にあり得ません。

有料VPNの圧倒的なメリット

  • 軍事レベルの暗号化:第三者はもちろん、VPNの運営会社でさえ通信内容を解読できない
  • 超高速な通信速度:無料VPNによくある「動画が止まる」「重い」といったストレスがない
  • 身元が確かなサーバー:自社で厳格に管理された安全なサーバーのみを提供

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まとめ:無料の代償は大きすぎる

SoftEther VPN(VPNGate)の仕組みとリスクについて解説しました。

個人が立ち上げた出処不明のサーバーに接続することは、自ら個人情報を差し出しているようなものです。「タダより高いものはない」という言葉通り、無料のVPNの代償として大切なプライバシーやセキュリティを失ってはいけません。

安全かつ快適にインターネットを楽しみたい場合は、月額数百円のコストをかけてでも、信頼できる大手VPNサービスを利用することを強く推奨します。

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