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『開示請求』は回避できる?VPNで誹謗中傷リスクを最小限にする方法

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インターネット上でのプライバシー保護を強化するため、多くのユーザーがVPN(Virtual Private Network)を活用しています。

特に、開示請求による身元特定を避けたいと考える人々にとって、VPNは有効なツールです。 しかし、VPNを使用したからといって、開示請求を完全に回避できるわけではありません

本記事では、VPNを用いて誹謗中傷リスクを最小限にする方法や、その限界について詳しく解説します。

タップできる目次

VPNは開示請求を回避できるのか?

VPNを利用すると、通信が暗号化され、IPアドレスが変更されるため、匿名性が向上します。

しかし、開示請求を完全に回避することは困難です。

開示請求の仕組み

開示請求とは、被害者が加害者の情報を取得するために、プロバイダーや関連機関に対して情報開示を求める手続きです。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 発信者情報開示請求:被害者がサイト運営者やSNSプラットフォームに対し、投稿者のIPアドレスの開示を求める。
  2. プロバイダーへの開示請求:開示されたIPアドレスをもとに、インターネットプロバイダーに対して契約者情報の開示を請求。
  3. 裁判所の判断:プロバイダーが拒否した場合、裁判所の許可を得て開示請求が進む。

VPNを利用すると、プロバイダーにはVPNサーバーのIPアドレスしか記録されません。そのため、直接的な身元特定は困難になります。

VPNが開示請求を回避できない理由

VPNを使用しても、開示請求を完全に防ぐことは難しい理由は以下の通りです。

  • VPNプロバイダーがログを保持している可能性
  • VPNサーバーの国によっては情報開示義務がある
  • VPN接続が切れた際に実IPが漏洩するリスク
  • Torなどの匿名化技術と比較すると安全性が低い場合がある

VPNの選択や設定を適切に行うことで、匿名性を向上させることはできますが、完全に開示請求を回避する手段ではありません。

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誹謗中傷リスクを最小限にするVPNの活用方法

VPNを活用して誹謗中傷リスクを軽減するには、以下の方法が有効です。

ノーログVPNを選択する

ノーログVPNとは、ユーザーの接続履歴やIPアドレスの記録を保持しないVPNサービスのことです。

ノーログVPNを選ぶことで、万が一開示請求があっても、VPNプロバイダーが情報を提供できない状態にできます。

おすすめのノーログVPNは以下の4サービスです。

スクロールできます
管轄パナマ英領ヴァージン諸島日本ルーマニア
ノーロギング対応対応対応対応
暗号化規格AES-256-GCMAES-256-GCMAES-256AES-256
暗号化プロトコルOpenVPN
IKEv2 / IPsec
WireGuard
OpenVPN
IKEv2
L2TP/IPsec
Lightway
OpenVPN
IKEv2
WireGuard
OpenVPN
IKEv2
WireGuard
サーバー数7,000台+3,000台+2,000台+9,773台+
対象国数10810510691
同時接続10無制限
1ヶ月契約2,110円/月1,942円/月1,496円/月1,790円/月
6ヶ月契約1,000円/月
1年契約800円/月1,000円/月594円/月
2年契約500円/月748円/月396円/月320円/月
日本語対応アプリ

キルスイッチ機能を有効にする

キルスイッチとは、VPN接続が切れた際に自動的にインターネット接続を遮断する機能です。

この機能を有効にしておくことで、一時的な接続切れによるIPアドレス漏洩を防ぐことができます。

VPNとTorを併用する

Tor(The Onion Router)は、インターネット上で匿名性を高めるための技術です。

VPNとTorを組み合わせることで、以下のような利点があります。

  • VPNのIPアドレスがTorネットワークの入口として使われ、元のIPが秘匿される
  • Torの匿名性とVPNの暗号化を組み合わせてセキュリティを向上させる

ただし、VPNとTorの組み合わせは通信速度が低下しやすいため、用途に応じて使い分けることが重要です。

VPNサーバーの所在地を考慮する

VPNサーバーの所在地によって、開示請求への対応が異なります。

例えば、以下のような国のVPNサーバーを選ぶことで、プライバシー保護を強化できます。

国名特徴
スイス厳格なプライバシー保護法があり、データ保持義務がない
パナマVPNプロバイダーに対する監視がほとんどなく、安全性が高い
セーシェル法的規制が緩く、政府からの開示請求リスクが低い

逆に、アメリカやイギリスなどの国に拠点を置くVPNは、政府の監視対象になりやすいため注意が必要です。

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VPNの限界と法的リスク

VPNを使用することで匿名性を高めることはできますが、違法行為を行えば法的責任を免れることはできません。

法的リスクを理解する

VPNを利用しても、次のような場合には開示請求の対象になる可能性があります。

  • 誹謗中傷や名誉毀損を行った場合
  • 著作権侵害(違法ダウンロードなど)を行った場合
  • 犯罪行為(詐欺や不正アクセス)に関与した場合

特に、国内の裁判所がVPNプロバイダーに対して開示命令を出した場合、情報が提供されるケースもあります。

違法行為はVPNでも防げない

VPNはプライバシーを保護するためのツールであり、法律を超越するものではありません。

  • 違法行為を行えば、VPNを利用していても責任を問われる可能性がある
  • 日本国内のプロバイダーが関与している場合、VPNを経由しても情報が特定されることがある
  • VPNを使用する際は、法的リスクを十分に理解し、適切な使い方をすることが重要

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まとめ|VPNだけでは開示請求を完全に防げない

VPNは、インターネット上でのプライバシーを強化する強力なツールですが、開示請求を完全に回避できるわけではありません。

VPNの種類やその運営国の法的状況、そして利用者の行動次第では、捜査機関によって身元が特定される可能性もあります。

安全にインターネットを利用するためには、VPNに頼るだけでなく、その他のセキュリティ対策やプライバシー保護の実践が重要です。

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