インターネットの利用が日常化する中、個人情報の保護やセキュリティ対策は誰にとっても避けられない重要課題です。
ExpressVPNは、そうした課題に応える信頼性の高いVPNサービスとして世界中で評価を受けています。
本記事では、初心者でもすぐに始められるExpressVPNの基本的な設定と使い方を、デバイス別にわかりやすく解説します。
「どうやって始めればいい？」「設定って難しいのでは？」という不安を解消し、あなたのオンラインライフをより安全で自由なものに変えるための完全ガイドです。
ExpressVPNの概要
ExpressVPNは世界中で利用されている信頼性の高いVPNサービスです。
特に、日本から海外コンテンツへのアクセスや、公共Wi-Fiを利用する際のセキュリティ確保において、非常に優れたパフォーマンスを発揮します。
ここではExpressVPNの基本的な特徴と料金プランについて紹介します。
ExpressVPNの特徴とは？
ExpressVPNは以下のような特徴を持っています。
- 軍用レベルのAES 256ビット暗号化
- ノーログポリシー（通信履歴を保存しない）
- 105か国に3,000台以上のVPNサーバー
- 日本語対応のアプリとウェブサイト
- キルスイッチ機能やスプリットトンネリングに対応
これらの機能により、ExpressVPNは個人のプライバシー保護を重視するユーザーに最適なVPNサービスとなっています。
ExpressVPNの料金とプラン
ExpressVPNの料金体系はシンプルで、3つのプランが用意されています。
| プラン | 月額換算料金 | 合計請求額 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | $12.95 | $12.95 |
| 6ヶ月 | $9.99 | $59.95 |
| 12ヶ月 | $8.32 | $99.95 |
12ヶ月プランは3ヶ月の無料期間が付与されるキャンペーンもあり、長期利用するなら非常にお得です。
すべてのプランには30日間の返金保証があるため、初めての方でも安心して試すことができます。
オプション設定について
ExpressVPNでは、基本のVPN接続以外にもいくつかのオプション設定が可能です。
- スプリットトンネリング：特定のアプリやデバイスのみをVPN経由で接続させる機能です。
- ネットワークロック（キルスイッチ）：接続が途切れた際、自動的にインターネット通信を遮断し、データ漏洩を防ぎます。
- DNSリーク保護：VPN接続時にDNS情報が漏れるのを防ぐ機能です。
ExpressVPNの支払い方法
ExpressVPNは以下の通り、多くの支払い方法から選択できます。
| クレジットカード | VISA MasterCard American Express Diners Club JCB DISCOVER |
|---|---|
| 仮想通貨 | ビットコイン |
| Google Pay | |
| PayPal | |
| AmazonPay | |
| Vプリカ |
機種別ExpressVPNのインストール・設定方法
ExpressVPNはiOS、Android、Windows、Macの各プラットフォームに対応しています。
ここでは各機種ごとのインストール方法と初期設定の流れを詳しく紹介します。
アプリのインストール手順
- App Storeを開く
iPhone・iPadのホーム画面からApp Storeをタップします。 - ExpressVPNを検索
検索バーに「ExpressVPN」と入力し、検索結果から公式アプリを選びます。 - アプリをダウンロード・インストール
「入手」をタップし、インストールが完了するまで待ちます。 - アカウントにログイン
既にアカウントを持っている場合は、メールアドレスとパスワードでログインします。アカウントがない場合は、アプリ内でサインアップが可能です。
VPNに接続する手順
- アプリを起動
インストールしたExpressVPNのアプリを開きます。 - 「接続」ボタンをタップ
ホーム画面に表示される大きなボタンをタップするだけで、自動的に最適なサーバーに接続されます。 - サーバーを選択（任意）
特定の国や地域のサーバーに接続したい場合は、サーバーリストから選択することもできます。
VPNを切断する手順
- アプリを開く
ExpressVPNアプリを起動します。 - 「切断」ボタンをタップ
接続中の場合、ホーム画面に「切断」ボタンが表示されているので、これをタップして接続を解除します。
ExpressVPNの主要機能
ExpressVPNは基本的なVPN接続以外にも、セキュリティと利便性を高める多くの機能を提供しています。
ここでは代表的なものをいくつか紹介します。設定は通常、アプリ内の「設定」「オプション」「Preferences」メニューから行えます。
- ExpressVPN Keys (パスワードマネージャー)
-
ExpressVPNのサブスクリプションに含まれるパスワード管理機能です。安全なパスワードを生成・保存し、各種ログインを簡素化できます。
- Network Lock (キルスイッチ)
-
VPN接続が万が一途切れてしまった場合に、自動でデバイスのインターネット通信をすべて遮断する機能です。これにより、VPNが切断された瞬間に実際のIPアドレスなどが漏洩するのを防ぎます。特にプライバシーが重要な場合に有効にしておくと安心です。
- スプリットトンネリング
-
どのアプリの通信をVPN経由にするか、しないかを選べる機能です。例えば、「海外の動画アプリはVPN経由で、日本の銀行アプリはVPNを経由しない（通常の接続）」といった使い分けが可能です。これにより、VPNとの相性が悪いサービスも問題なく利用できます。（※OSによって利用可否や設定方法が異なります。特にiOSでは利用できない場合が多いです）
- VPNプロトコルの選択
-
VPN接続に使われる通信ルール（プロトコル）を選択できます。
ExpressVPNは、高速性と安全性を両立した独自開発の「Lightway」プロトコル（UDP/TCP）、信頼性の高い「OpenVPN」（UDP/TCP）、モバイル接続に強い「IKEv2」などを提供しています。
通常は「自動（推奨）」設定で問題ありませんが、接続が不安定な場合や速度を優先したい場合に手動で変更してみることも有効です。 - 脅威マネージャー
-
悪意のあるサイトやトラッカーへのアクセスをブロックする機能です（設定で有効にする必要があります）。
- 広告ブロッカー
-
アプリ内で表示される広告の一部をブロックする機能です（設定で有効にする必要があります）。
こんな時に役立つ！ExpressVPNの活用例
日常のさまざまなシーンで、ExpressVPNは非常に役立ちます。
公共Wi-Fiでの通信保護
カフェや空港などの無料Wi-Fiは、盗聴やハッキングのリスクが高まります。
ExpressVPNを使えば、通信内容が暗号化されるため、安全にネットが利用できます。
日本国内から海外の動画サイトにアクセス
アメリカのNetflixやHulu、BBC iPlayerなど、日本からはアクセス制限されていることがあります。
VPNで現地のサーバーに接続すれば、視聴制限を回避して楽しめます。
日本のサービスを海外から利用
海外在住中に、日本のテレビ番組や楽天・Amazonといったサービスにアクセスしたい場合にも便利です。
日本のサーバーに接続すれば、日本国内と同じようにネットを使えます。
ネット検閲の回避
一部の国では、SNSやニュースサイトへのアクセスが制限されています。
ExpressVPNを使えば、検閲のある国でも自由にインターネットを利用することが可能です。
まとめ
ExpressVPNを利用することで、オンラインでのプライバシーを守り、セキュリティを高め、地理的な制限なくインターネットを楽しむことができます。
最初は基本的な接続・切断から始め、慣れてきたらNetwork Lockやスプリットトンネリングなどの便利な機能も試してみてください。
もし使い方で困ったことがあれば、公式サイトのサポート情報やライブチャットを活用しましょう。
長期契約を利用すれば、コストも抑えられます。ぜひ、このガイドを参考にして、ExpressVPNを快適に使いこなしてください。
