VPN常時接続のデメリット5つ！知っておくべき注意点

2024年9月13日

当ページのリンクには広告が含まれています。

VPN（仮想プライベートネットワーク）は、プライバシー保護やセキュリティ向上のため、多くのユーザーに利用されています。しかし、VPNを常時接続することにはメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。

本記事では、VPNを常時接続する際に知っておくべきデメリットを5つご紹介します。VPNの利用を検討している方や、すでに使っている方に役立つ情報です。

VPN（仮想プライベートネットワーク）とは？

「VPNって何？」という方は以下の記事を参照してください。

タップできる目次

VPN常時接続のデメリット

VPNを常時接続することには、いくつかの注意点が伴います。以下では、代表的な5つのデメリットについて詳しく解説します。

VPNを利用すると、通信がVPNサーバーを経由するため、直接インターネットに接続する場合に比べて速度が低下することがあります。

特に以下のシチュエーションでは、速度低下が顕著に現れることが多いです。

遠隔地のサーバーに接続している場合：物理的な距離が離れているほど、通信の遅延が発生しやすくなります。
通信量が多い場合：動画ストリーミングやオンラインゲーム、ファイルのダウンロードなど、大量のデータをやり取りする際、VPN接続によって通信速度が低下することがあります。

オンラインゲームや4K動画視聴など、常に高速な接続が求められる場面では、VPNの常時接続がパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

VPNの接続が不安定になることも、常時接続のデメリットの一つです。これにはいくつかの要因が関わります。

接続が頻繁に切断されると、業務中のデータ消失や、ストリーミングが途切れるといった問題が発生するため、作業効率が大幅に低下する可能性があります。

VPNの利用には、コストがかかることがあります。有料VPNサービスは、無料サービスよりも高いセキュリティや機能を提供しますが、長期的な利用を考えるとコストの負担が大きくなる可能性があります。

有料VPNの月額料金：高品質なVPNサービスは月々数百円から千円以上の料金がかかることがあります。
無料VPNのリスク：無料VPNはコストがかからない分、機能が制限されていたり、セキュリティ面で不安が残ることがあります。さらに、無料VPNがユーザー情報を収集し、第三者に提供するリスクも考慮する必要があります。

複数デバイスでの利用やファミリー向けプランを契約する際には、月々のコストが大きくなることもあります。

VPNは本来、プライバシー保護を目的としていますが、信頼できないVPNプロバイダーを利用する場合、かえってプライバシー侵害のリスクが高まることがあります。

無料VPNのリスク：一部の無料VPNサービスは、ユーザーの通信データを第三者に売却することで収益を得ている可能性があります。これにより、個人情報が流出するリスクがあります。
VPNプロバイダーのハッキングリスク：プロバイダー自体がサイバー攻撃を受け、ユーザー情報が流出するケースも報告されています。

安全性の高いVPNプロバイダーを選ぶことが、プライバシーを保護するためには不可欠です。信頼性の低いプロバイダーを選んでしまうと、VPN利用そのものが逆効果になりかねません。

VPNの設定や使用には、一定のIT知識が必要です。特に初心者にとっては、設定が難しく感じられることがあります。

初期設定の難しさ：VPNのインストールや設定には、IPアドレスやプロトコル、サーバーの選択といった技術的な理解が必要になることがあります。誤った設定を行うと、逆にセキュリティが脆弱になる可能性もあります。
トラブルシューティングの困難さ：接続エラーや速度低下が発生した場合、適切な対応ができないと、VPNがうまく機能しないこともあります。

VPNを常時接続するには、ある程度の技術的スキルが求められるため、初心者には敷居が高いと感じられるかもしれません。

VPNを常時接続することで得られるメリットは多いものの、速度低下や接続不安定、コストやプライバシーリスク、技術的な問題といったデメリットも存在します。

ただし、信頼できるVPNサービスを選び、正しい設定を行えば、これらのデメリットは最小限に抑えられます。特に、有料で信頼性の高いサービスを利用することで、安全で快適なインターネット体験を得ることができるでしょう。

VPNを常時接続する際は、自身のニーズに合ったサービスを選び、定期的なメンテナンスやセキュリティチェックを行うことをおすすめします。

このサイトでおすすめするVPNサービスは「NordVPN」「ExpressVPN」「Millen VPN」「CyberGhostVPN」です。

VPN選びに迷ったら、この４つのVPNサービスから選んでくださいね。

スクロールできます

	NordVPN	ExpressVPN	Millen VPN	CyberGhostVPN
管轄	パナマ	英領ヴァージン諸島	日本	ルーマニア
ノーロギング	対応	対応	対応	対応
暗号化規格	AES-256-GCM	AES-256-GCM	AES-256	AES-256
暗号化プロトコル	OpenVPN IKEv2 / IPsec WireGuard	OpenVPN IKEv2 L2TP/IPsec Lightway	OpenVPN IKEv2	OpenVPN IKEv2 WireGuard
サーバー数	6,000台+	3,000台+	1,300台+	9,773台+
対象国数	111	94	49	91
同時接続	10	5	10	７
１ヶ月契約	2,110円/月	1,946円/月	1,496円/月	1,790円/月
６ヶ月契約	–	1,501円/月	–	1,000円/月
１年契約	800円/月	1,002円/月	594円/月	–
２年契約	500円/月	–	396円/月	320円/月
日本語対応アプリ	レ	レ	レ	–