「Free Wi-Fiは危険っていうけど、使って大丈夫?」
「安全にFree Wi-Fiを使う方法は?」
「Free Wi-Fi以外のおすすめの通信方法は?」
喫茶店や公共施設、ホテルなどで利用できるFree Wi-Fiは、利便性が高い反面、不特定多数が利用するため通信ログの傍受(ハッキング)のリスクが高いです。
Free Wi-Fi利用時のセキュリティー対策としていくつかの方法がありますが、その中でもVPNを使って通信内容を暗号化するのが、セキュリティー対策としてもっとも有効です。
本記事では、安全にFree Wi-Fiを利用するために、以下の点を解説します。
- Free Wi-Fiのメリット・デメリット
- Free Wi-Fiのセキュリティー対策方法
- Free Wi-Fiの代替のインターネットを使う方法
この記事を読むことで、安全にFree Wi-Fiを使える様になります。ぜひ参考にしてください。
Free Wi-Fiのメリット・デメリット
街中で利用できるFree Wi-Fiに接続することで、無料でノートパソコンやスマホ、ゲーム機などでインターネット接続できます。
その反面、「通信内容ののぞき見」「なりすましアクセスポイント」等の通信の傍受(ハッキング)の危険性があります。
Free Wi-Fiのセキュリティー対策方法
Free Wi-Fiのセキュリティー対策は、次の3つの方法がありますが、VPN接続がもっともセキュリティーが高いとされています。
HTTPSのサイトを閲覧する
Webサーバーと端末間の通信が暗号化されるので、Free Wi-Fiでの通信内容を傍受されることはありません。ネットサーフィンするならhttpsのURLのサイトのみアクセスしてください。
個別認証方式のFree Wi-Fiを利用する
メールアドレスやSNSアカウントで認証するタイプのFree Wi-Fiは、同一ネットワークを利用する不特定のユーザーの端末感通信を禁止しているので通信の傍受はされにくい方式です。
端末間通信とは?
無線端末のみでネットワークを構成する技術を指しています。中央制御装置が不要で、通信端末は互いの通信範囲内に入ると、自動的にネットワークを形成して通信を行います。
引用元:NICT
新幹線車内無料Wi-Fiサービス | Shinkansen Free Wi-Fi(東海道・山陽・九州新幹線) JR-EAST FREE Wi-Fi(北陸新幹線 E7系) JR-WEST FREE Wi-Fi(北陸新幹線 W7系) |
VPN接続してFree Wi-Fiを使う
Free Wi-Fi利用時に、スマホやPCの端末とVPNサーバ間で仮想的な専用ネットワークを作り、通信情報を守ります。信頼できるVPNサービスを利用すれば、理論上、通信情報を傍受されることはありません。
VPNの詳しい説明は以下の記事を参照してください。VPNを利用すると、Free Wi-Fiのセキュリティー対策以外にもさまざまな使い道があるので、ぜひご活用ください。
複数のデバイスでVPN接続を共有する方法
VPN対応のトラベルルーターをFree Wi-Fiのアクセスポイントとして使うことで、複数のデバイスでVPN接続できます。ホテル内のFree Wi-Fiで長時間インターネット接続をする場合に特におすすめです。
今購入できるトラベルルーターの機種比較を以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
自宅VPNサーバーでVPN接続する方法
VPN接続をするためにはVPNプロバイダの提供するVPNサービスを使うのが一般的ですが、無料でかつ安全な方法として、自身でVPNサーバーを立てることもできます。
自宅VPNを構築する方法はこちらで解説してますので、ぜひご覧ください。
Free Wi-Fi以外の外出先で通信する方法
有料になりますが、Free Wi-Fiよりも格段にセキュリティーの高い通信方法として「テザリング」「モバイルWi-Fiルーター」は、自分専用の回線で通信するのでセキュリティーが高いです。
スマホのテザリング機能を使う
テザリングは、スマートフォンをWi-Fiのアクセスポイントにする機能です。4G、5Gの通信エリアは広く、全国どこでも使えるのが最大のメリットです。
テザリングにおすすめの通信プラン比較
テザリングを使うにはスマートフォンの大容量通信プランの契約が必要。テザリング利用におすすめの、通信容量20GB/月以上の通信プランの一覧は以下の通りです。
サービス名 | 通信容量 | 最大通信速度 | 料金 | 通信回線 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | エリア内:無制限 エリア外:5GB/月 | 150Mbps | 20GB以上 3,278円 3-20GB 2,178円 0-3GB 1,078円 | エリア内:楽天モバイル エリア外:KDDI |
ahamo | 20GB/月 | 2,970円 | NTTドコモ | |
IIJmio | 20GB/月 | 2,068円 | NTTドコモ | |
povo | 20GB/月 | 2,728円 | KDDI | |
mineo 20GBプラン | 20GB/月 | 2,178円 | KDDI | |
LINEMO | 20GB/月 | 2,728円 | ソフトバンク |
モバイルWi-Fiルーターを使う
スマートフォンの通信料金の高い時代に主流だった方法です。通信エリアが限定されませんが、追加契約と専用デバイスが必要となるのが欠点です。自宅用データ通信に使えるのもポイントです。
サービス名 | 通信容量 | 下り最大通信速度 | 料金 | 通信回線 |
---|---|---|---|---|
Mugen WiFi | 100GB/月 | 150Mbps | 3,718円 | クラウドSIM |
それがだいじWiFi | 30GB/月 100GB/月 | 150Mbps 150Mbps | 2,585円 3,267円 | ソフトバンク ソフトバンク |
ZEUS WiFi | 20GB/月 40GB/月 100GB/月 | 150Mbps 150Mbps 150Mbps | 2,178円 2,948円 3,828円 | クラウドSIM クラウドSIM クラウドSIM |
まとめ
この記事では、安全に外出先でインターネットを使う方法を解説しました。
Free Wi-Fiはエリアに限定されますがVPNを組み合わせることで、安価で安全にインターネットを使えます。エリアを限定せずインターネットを使うには、スマホのテザリング機能がおすすめです。
以下の記事では、今人気のVPNサービス「NordVPN」「MillenVPN」「ExpressVPN」を用途別に比較しています。ぜひ、この記事を参考にVPNサービスを選んでください。