【自宅VPNサーバー】3つの構築方法|VPN Wi-Fiルーターがオススメ

VPNサーバを自分で設置できるって聞いたけど、どうやるの?

自宅VPNサーバを自作すれば節約になるの…?

VPNサーバの構築はどうやったらよいの?教えて!

セキュリティー意識の向上からインターネット通信の際にVPN接続を利用することが徐々に浸透していますが、安全かつ快適にVPN接続を契約すると維持費がかかります。そこで一つの選択肢として自宅でのVPNサーバ構築があります。

本記事では、自宅VPNサーバを構築するため、以下の点を解説します。

  • 自宅VPNサーバのしくみ
  • VPNネットワークを利用する方法
  • WAN側(iPhoneやAndroidスマホ)からVPN接続する方法

この記事の内容をそのまま実践することで、自分でVPNサーバを設置して無料でVPN接続ができるようになります。ぜひ試してみてください。

タップできる目次

自宅VPNサーバーのしくみ

自宅VPNサーバとは

個人が自宅に設置することができるVPNサーバは「インターネットVPN」方式のネットワークです。VPNネットワークの種類はこの他に「エントリーVPN」「IP-VPN」「広域イーサネット」がありますが導入のためには通信事業者の閉域網を利用することになるためサービス契約が必要となるため事業者向けになります。

スクロールできます
 VPN方式インターネットVPNエントリーVPNIP-VPN広域イーサネット
回線インターネット閉域網閉域網閉域網
通信速度 ベストエフォート型
(通信速度非保証)
ベストエフォート型
(通信速度非保証)
ギャランティ型
(通信速度保証)
ギャランティ型
(通信速度保証)
セキュリティー
用途自宅用/事業用事業用事業用事業用
VPNネットワークの種類

「インターネットVPN」のしくみ

公衆のインターネット上に仮想のネットワーク環境を構築しててデバイスやコンピューターをつなぐ方式を「インターネットVPN」といいます。

構築が割と簡単なため個人でも設置可能であるのがメリットです。公衆のインターネットを利用する方法なのでセキュリティの心配はありますが通信の情報は暗号化されます。

インターネットVPNのメリット
インターネットVPNのデメリット
  • もっとも安価なVPN接続方式
  • VPNルーターなどのVPN機器を導入すれば自宅に設置可能
  • トラフィックの混雑状況によって、通信速度が左右されるので専用光回線が必要(光回線方式)
  • オープンな回線を使う方式ため外部からのハッキングのリスクがある

自宅VPNネットワークの構築方法3選

自宅PCのVPNサーバー化

自宅にあるPCにVPNサーバソフトウェアをインストールして、FreeWiFiに接続したPCやスマホなどからこのPCにVPN接続する方法です。

MacやWindowsはVPN用の設定がすでにあるのでVPNのホストサーバにする機能はすでに実装されています。

しかしながら、少々セッティングが難しいため初心者には向いていません。VPNサーバーとするコンピューターは24時間常に電源をつけておく必要があります。

光回線レンタルルータのVPNサーバー化

現在フレッツ光や光コラボを契約すればレンタルするひかり電話ルータを利用して自宅VPNサーバを構築できます。ただし、全機種がVPNサーバ対応してないので以下の対応機種を確認ください。

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VPNサーバ対応するひかり電話ルータの機種

ONU一体型ひかり電話ルータ

PR-400KI
PR-400MI
PR-400NE
PR-500KI
PR-500MI

ONU別体型ひかり電話ルータ

RT-400KI
RT-400MI
RT-400NE
RT-500KI
RT-500MI

VDSL装置内臓ひかり電話ルータ

RV-440KI
RV-440MI
RV-440NE

小型ONU対応ひかり電話ルータ

RS-500KI
RS-500MI

VPNサーバの設定方法

ひかり電話ルータに接続

ブラウザのアドレス入力バーに ”http://192.168.1.1″ と入力してひかり電話ルータに接続します。

ユーザー名 : user
パスワード : 過去に設定したもの

VPNサーバ設定

ひかり電話ルータの設定からVPNサーバ機能を有効化して、VPN接続のアカウント認証に必要となるユーザ名とパスワードを登録していきます。

設定が完了したら、このユーザ名とパスワードでスマホやタブレットからVPN接続できます。

Wi-FiホームルータのVPNサーバー化

自宅にVPNゲートウェイを設置してVPNサーバを構築する方法です。Wi-Fiルータの製品群の中には、「IPSecパススルー」「PPTPパススルー」の機能をもった製品がありますが、「VPNルータ」の機能がないとVPN接続はできません。

ダイナミックDNSの設定

VPN接続にはVPNルータのWAN側のIPアドレスやホスト名が必要となりますが、 自宅のグローバルIPアドレスは固定IPではないため、VPNルーターのドメインを固定するためにダイナミックDNS(DDNS)というサービスを利用します。

ダイナミックDNS(DDNS)とは

変化するIPアドレスを固定のホスト名に自動的に変換するサービス

VPNルーターの種類によって利用できるDDNSサービスが限定されるので注意してください。DDNSサービスは有料と無料のものがあります。

オススメのWi-Fiホームルーター

IO DATA製ルーター

初心者には、IO DATA製ルーターIO DATA製ルーターのために提供される無料DDNSサービス「IOPortalの組み合わせがオススメです。

IO DATA製ルーターの唯一の欠点は、最新の無線LAN規格Wi-Fi 6 (11ax)に対応したVPNルーターが未だ発売されていないことです。

TP-Link製ルーター

自身でDDNSを設定する自信がある場合は、コスパ抜群のTP-Link製のVPNサーバ機能付きWi-Fiルーターがオススメ。最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6 (11ax)」、VPNプロトコル「OpenVPN」をサポートします。
TP-Link VPNホームルーターレビュー|Wi-Fi6対応機種の選び方を徹底解説

GL.iNet製ルーター

VPN利用をメインにする場合は、GL.iNet製のGL-AX1800がオススメです。最新の無線LAN規格「Wi-Fi6(11ax)」、VPNプロトコル「WireGuarde」をサポートし爆速でVPN接続可能です。
GL-AX1800(Flint)レビュー|VPN対応Wi-Fi6ホームルーター

WAN側のデバイスの設定

WindowsやMacOS、Android 、iOSなどのOSには標準でVPNクライアント機能を搭載しているため、追加で端末にソフトウェアをインストールせずにVPNネットワークへのアクセスが可能です。

iPhoneでの設定例
  1. 設定→一般→VPNの順に開く
  2. 構成を追加を選択
  3. サーバ情報、アカウント情報、パスワード、シークレットピンを入力し完了

自宅VPNサーバ以外のVPN接続方法2選

VPNプロバイダーの有料サービス利用

月々料金がかかりますがVPNプロバイダーのサービスを利用してVPN接続すれば自身でサーバーを構築しなくてもVPNが利用できます。自宅サーバ設置に不安がある場合やサーバ設置の手間を省くために、VPNプロバイダーの有料サービスを検討ください。

本サイトではNordVPNをおすすめしています。おすすめの理由は以下の記事をご覧ください。
NordVPNを選ぶ9つの理由【2022年一番おすすめのVPNサービス】

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旅行や出張時のVPN対応はこちら

トラベル(ポケット)VPNルーター

VPNルーターにはトラベルVPNルーターというモバイル式のルーターがあります。旅行・出張先のホテルで使える有線LANや無線LANにトラベルVPNルーターをアクセスポイントとして安全なWi-Fi環境を構築します。

別途VPNサーバーの準備が必要です。通常は自宅VPNサーバVPNプロバイダーのサーバを使います。

現在オススメのVPN対応トラベルルーターはこちらでレビューしているので参考にしてください。
GL-AXT1800(Slate AX)レビュー|VPN対応トラベルルーター

まとめ

本記事では、自宅VPNサーバの構築方法について解説してきました。VPNプロバイダーが提供するVPNサービスを使わずにVPN接続可能なことを理解していただけたのではないでしょうか。

今後「FreeWi-Fiを利用する予定」「海外のVPNサーバに接続する必要がない」これらに当てはまる場合は、自宅VPNサーバ構築を視野に入れてください。

自宅VPNサーバ構築方法
  • 自宅のPCをVPNサーバとして使う
  • フレッツ光・光コラボのレンタルルータをVPNサーバとして使う
  • VPNルータをVPNサーバとして使う

海外のVPNサーバに接続したい場合はVPNプロバイダとの契約が必要です。詳細はこちらで解説しているのでぜひご覧ください。
NordVPNを選ぶ9つの理由【2022年一番おすすめのVPNサービス】

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