自宅VPNサーバを構築するメリット・デメリット 【VPNネットワークの利用方法5選】

VPN

「VPNサーバを自分で設置できるって聞いたけど、どうやるの?」

「自宅VPNサーバを自作すれば節約になるの…?」

「VPNサーバの構築はどうやったらよいの?教えて!」

セキュリティー意識の向上からインターネット通信の際にVPN接続を利用することが徐々に浸透していますが、安全かつ快適にVPN接続を契約すると維持費がかかります。そこで一つの選択肢として自宅にVPNサーバを構築することができます。

そこで本記事では、自宅VPNサーバを構築するため、以下の点を紹介します。

  • 自宅VPNサーバのしくみを解説
  • VPNネットワークを利用する方法の解説
  • WAN側(iPhoneやAndroidスマホ)からVPN接続する方法の解説

本記事を読むことで自分でVPNサーバを設置して無料でVPN接続ができるようになります。ぜひ試してみてください。

執筆者
hitoshi

神奈川在住の会社員
・在宅勤務の傍ブログ運営しています。
・2020年7月 G検定合格しました。
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cluster ID : @Hitoshi77

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自宅VPNサーバーのしくみ

自宅VPNサーバとは

個人が自宅に設置することができるVPNサーバは「インターネットVPN」方式のネットワークです。VPNネットワークの種類はこの他に「IP-VPN」「広域イーサネット」がありますが導入のためには通信事業者の閉域網を利用することになるためサービス契約が必要となるため事業者向けになります。

インターネットVPNエントリーVPNIP-VPN広域イーサネット
回線インターネット閉域網
通信速度ベストエフォート型
(通信速度非保証)
ギャランティ型
(通信速度保証)
セキュリティー
用途自宅用/事業用事業用事業用事業用
VPNネットワークの種類

「インターネットVPN」のしくみ

公衆のインターネット上に仮想のネットワーク環境を構築しててデバイスやコンピューターをつなぐ方式を「インターネットVPN」といいます。

構築が割と簡単なため個人でも設置可能であるのがメリットです。公衆のインターネットを利用する方法なのでセキュリティの心配はありますが通信の情報は暗号化されます。

インターネットVPNのメリット
  • もっとも安価にVPN接続を利用できる方式である
  • ルーターなどのVPN機器を導入することで個人で設置可能
インターネットVPNのデメリット
  • トラフィックの混雑状況によって、通信速度が左右されるので光回線方式の様な専用光回線向き
  • オープンな回線を使う方式ため、外部からのハッキングのリスクがある

VPNネットワークを利用する方法5選

<方法1>自宅のPCをVPNサーバとして使う

自宅にあるPCにVPNサーバソフトウェアをインストールして、FreeWiFiに接続したPCやスマホなどからこのPCにVPN接続する方法です。

MacやWindowsはVPN用の設定がすでにあるのでVPNのホストサーバにする機能はすでに実装されています。しかしながら、少々セッティングが難しいため初心者には向いていません。また、VPNサーバーとするコンピューターは24時間常に電源をつけておく必要があります。

<方法2>フレッツ光・光コラボのレンタルルータをVPNサーバとして使う

現在フレッツ光や光コラボを契約している場合はそのレンタルひかり電話ルータを利用してVPNサーバを構築できます。ただし、レンタルされる全機種がVPNサーバ対応しているわけではないので、以下の対応機種を確認ください。

VPNサーバ対応するひかり電話ルータの機種

ONU一体型ひかり電話ルータ

PR-400KI
PR-400MI
PR-400NE
PR-500KI
PR-500MI

ONU別体型ひかり電話ルータ

RT-400KI
RT-400MI
RT-400NE
RT-500KI
RT-500MI

VDSL装置内臓ひかり電話ルータ

RV-440KI
RV-440MI
RV-440NE

小型ONU対応ひかり電話ルータ

RS-500KI
RS-500MI

VPNサーバの設定方法

ひかり電話ルータに接続


ブラウザのアドレス入力バーに ”http://192.168.1.1″ と入力してひかり電話ルータに接続します。

ユーザー名 : user
パスワード : 過去に設定したもの

VPNサーバ設定

ひかり電話ルータの設定からVPNサーバ機能を有効化して、VPN接続のアカウント認証に必要となるユーザ名とパスワードを登録していきます。

設定が完了したら、このユーザ名とパスワードでスマホやタブレットからVPN接続することができます。

<方法3>VPNルータをVPNサーバとして使う

自宅にVPNルータ(VPNゲートウェイ)を設置してVPNサーバを構築する方法です。WiFiルータの製品群の中には、「IPSecパススルー」「PPTPパススルー」の機能をもった製品がありますが、「VPNルータ」の機能がないとVPN接続はできません。

ダイナミックDNSの設定

VPN接続にはVPNルータのWAN側のIPアドレスやホスト名が必要となりますが、 自宅のグローバルIPアドレスは固定IPではないため、VPNルーターのドメインを固定するためにダイナミックDNS(DDNS)というサービスを利用します。

ダイナミックDNS(DDNS)とは

変化するIPアドレスを固定のホスト名に自動的に変換するサービス

VPNルーターの種類によって利用できるDDNSサービスが限定されるので注意してください。DDNSサービスは有料と無料のものがあります。

初心者には、IO DATA製ルーターIO DATA製ルーターのために提供される無料DDNSサービス「IOPortalの組み合わせがオススメです。



自身でDDNSを設定する自信がある場合は、TP-Link製のVPNサーバ機能付きWiFiルーターがオススメです。


WAN側のデバイスの設定

WindowsやMacOS、Android 、iOSなどのOSには標準でVPNクライアント機能を搭載しているため、追加で端末にソフトウェアをインストールせずにVPNネットワークへのアクセスが可能です。

iPhoneでの設定例
  • 設定→一般→VPNの順に開く
  • 構成を追加を選択
  • サーバ情報、アカウント情報、パスワード、シークレットピンを入力し完了

<方法4>旅行・出張限定の場合はトラベル(ポケット)VPNルーター

VPNルーターにはトラベルVPNルーターというモバイル式のルーターがあります。旅行・出張先のホテルで提供する有線LANにトラベルVPNルーターを接続してWiFi環境を構築します。

ホテルなどで利用できる無料WiFiサービスへVPN接続するための一つの手段となります。

<方法5>最も手軽はVPNプロバイダーの有料サービス利用

VPNプロバイダーのサービスを利用してVPN接続をするのもオススメです。自身での自宅サーバ設置に不安がある方や、サーバ設置の手間などを省くためには、VPNプロバイダーの有料サービスの利用を検討ください。

VPNプロバイダーのVPN接続サービスについてはこちらで解説してるので、ぜひご覧ください。

VPNでインターネットに接続するメリット5選 【裏技的な使い方も紹介します!】

まとめ

本記事では、自宅VPNサーバについての解説してきました。VPNプロバイダーとのサービス契約なしでVPN接続を行う方法について理解していただけたのではないでしょうか。

ぜひ「今後FreeWiFiを利用する予定」「海外のサーバに接続する必要がない」これらに当てはまる場合は、自宅VPNサーバ構築を視野に入れてください。

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