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空野 シオン
Sorano Shion
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ExpressVPNはなぜ「安全だが危険」?危険性のうわさを解説

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空野 アオイ

お姉ちゃん、安全で速いって評判のExpressVPNを検討しているんだけど、ネットで検索すると危険とかやばいって噂が出てきて心配んだょ。本当に使っても大丈夫なのかな?

空野 シオン

心配になるのも無理はないわね、アオイ。でも安心して、ExpressVPN自体の技術は世界最高峰よ。危険と噂されるのはサービスそのものじゃなくて、運営に関わる親会社や過去の経営陣の経歴が原因だから、その真相を解説してあげるわ。

インターネット上のプライバシー保護において、業界最高水準の通信速度と堅牢なセキュリティで名高いのがExpressVPNです。しかし、検索エンジンで同社の評判を調べてみると、「安全だが危険」「親会社がやばい」といった穏やかではないキーワードが上位に並び、契約をためらってしまうユーザーが少なくありません。

結論から言うと、ExpressVPNのセキュリティ性能そのものは極めて安全であり、一般のユーザーが利用して情報漏洩やウイルス感染の被害に遭うリスクはありません。噂の正体は、2021年に同社を買収した親会社「Kape Technologies社」の過去の事業履歴や、かつて同社に在籍していた技術経営陣のハッキングスキャンダルにあります。

本記事では、ExpressVPNが「安全だが危険」と騒がれることになった3つの歴史的スキャンダルの真相と、2026年現在の最新状況を中立に整理します。さらに、親会社が悪意を持ったとしてもユーザーデータを技術的に裏切ることが不可能な「TrustedServer」の物理的仕組みや、どうしても過去の噂が懸念として残るユーザー向けの安全な代替VPNの選択肢まで詳しく解説します。

タップできる目次

ExpressVPNが「安全だが危険」と噂される3つの理由(スキャンダルの真相)

まずは、ネット上でExpressVPNの信頼性を揺るがしているスキャンダルの真相について解説します。噂の裏には、映画のようなショッキングな背景が存在しますが、これらはすべて誇張された怪談ではなく、過去に実在した事実に基づいています。

① 親会社Kape Technologiesが元マルウェア企業(旧Crossrider)という過去

ExpressVPNが「危険」とされる最大の理由は、運営親会社である「Kape Technologies(ケープ・テクノロジーズ)社」の過去の経歴にあります。同社はかつて「Crossrider(クロスライダー)」という社名で、ブラウザのアドオン開発用プラットフォームを運営していました。

しかし、このプラットフォームが悪用され、多くの開発者によってアドウェア(勝手に広告を表示するプログラム)やマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の配布に利用されることになります。このため、セキュリティ業界から「有害なアドウェアの温床」として激しく批判され、同社はブランドイメージの失墜に直面しました。

その後、同社はマルウェア事業から完全に撤退し、サイバーセキュリティ専門企業へと生まれ変わるために「Kape Technologies」に社名を変更します。アンドロイドやPC用のCyberGhostやPIA、そしてExpressVPNといった優良VPNサービスを次々と巨額の資金で買収したため、「かつてウイルスや広告スパムをばら撒いていた企業が、なぜ個人の機密通信を保護するVPN会社を次々と支配するのか」という、セキュリティコミュニティからの強烈な疑念とアレルギー反応を引き起こしました。

② 元CIOダニエル・ジェリケ氏の「UAEスパイ活動(Project Raven)」関与スキャンダル

2021年9月、ExpressVPNがKape社に買収された直後、さらなる衝撃的なニュースが世界を駆け巡りました。同社の最高情報責任者(CIO)であったダニエル・ジェリケ(Daniel Gericke)氏が、過去にアラブ首長国連邦(UAE)の極秘スパイ活動である「Project Raven(プロジェクト・レイブン)」に関与していたとして、米司法省から起訴(のちに起訴猶予で合意)されていたことが発覚したのです。

Project Ravenは、米国の元諜報員を雇用し、テロリストだけでなく人権活動家やジャーナリスト、さらには米国人をも対象にした違法なハッキングや情報収集を行うスパイ活動でした。ジェリケ氏はこのプロジェクトで主要な役割を果たしていたとされています。

これに対し、ユーザーからは「元サイバースパイが技術の責任者(CIO)を務めるVPNサービスなど、裏でどんなバックドアが仕掛けられているか分かったものではない」と非難が殺到しました。この事実が、ExpressVPNの「危険性」の噂に決定的な拍車をかける結果となったのです。

③ 中国などネット規制が厳しい国での「利用上のリスク」との混同

もう一つの危険性の噂は、物理的な規制強化による接続トラブルから生じています。中国などの政府によるインターネット検閲(金盾)が厳しい地域において、ExpressVPNは長年規制を突破できる定番のVPNとして重宝されてきました。

しかし近年の検閲技術の進化に伴い、中国国内から「ExpressVPNが繋がらない」「接続がブツブツ切れる」といった事例が多発するようになっています。このため、ネット規制を回避しようとするユーザーの間で「繋がらないということは、当局に通信が検出され逮捕される危険性があるのでは?」という実用上の技術トラブルが、プライバシー面での直接的な「危険性」と混同されてしまった側面があります。

VPNの基本的な機能や、どのような場面で安全性が確保されるかについてもう一度確認したい方は、【裏技】VPNでできることは?9つの使い道と活用方法で仕組みとメリットを改めて整理しておくのがおすすめです。

2026年最新情報!危険性の噂に潜む「その後の重要なファクト」

ここまで紹介した過去のスキャンダルは、確かにExpressVPNのブランドイメージに大きな打撃を与えました。しかし、多くのブログやレビューサイトは数年前のショッキングなニュースで記述を止めています。2026年現在、状況は以下のように大きく変化しています。

親会社Kape社は2023年5月に非公開化(上場廃止)

Kape Technologies社は元々ロンドン証券取引所に上場している公開企業でしたが、2023年5月に大株主であるイスラエルの富豪テディ・サギ氏の投資会社「Unikmind Holdings」によって完全買収され、上場を廃止して非公開企業(プライベート子会社)となりました

非公開化されたことで、株主からの短期的な利益追求や株価操作の圧力から解放され、より長期的なプライバシー第一の投資やガバナンス体制の再構築が進められています。テディ・サギ氏個人の過去の逮捕歴などを不安視する声は一部にありますが、企業としての構造はシンプルになり、怪しいアドウェア事業に戻るような兆候は一切見られません。

スパイ容疑の元CIOダニエル・ジェリケ氏は2023年に退職済み

世界中のセキュリティコミュニティを揺るがした元スパイのCIO、ダニエル・ジェリケ氏ですが、2023年中にExpressVPNを退職し、現在は同社の役職や技術的意思決定から完全に退いています

彼の就任期間中にも、セキュリティ監査等でアプリにバックドア(裏口)などの不審なコードが仕込まれていないかが徹底的に調査されており、ExpressVPNのプログラム自体は常にクリーンな状態に保たれていました。彼が退職した現在、かつてのスパイ活動の経歴が現在のExpressVPNの運用に悪影響を与える物理的な要因は存在しません。

ExpressVPNは「技術的に裏切ることが不可能な仕組み」で構築されている

「親会社の過去が怪しいなら、やっぱりユーザーを裏切ってログを裏で抜いているのでは?」と疑う方もいるかもしれません。しかし、ExpressVPNは「仮に運営者や親会社が悪意を持ってユーザーデータを盗もうとしても、技術的・物理的にそれが不可能なシステム」を構築しています。

RAMディスクのみで稼働する「TrustedServer技術」の凄さ

一般的なサーバーは、データをHDD(ハードディスク)やSSDなどの記憶媒体に書き込んで保存します。しかし、ExpressVPNが誇る独自の「TrustedServer(トラステッド・サーバー)」は、すべてのデータをRAM(ランダムアクセスメモリ)上だけで実行します。

RAMは、電源が切れると蓄積されていたデータが完全に消えてしまう一時的なメモリです。ExpressVPNのサーバーは物理的なデータ書き込みドライブを持たないため、ログを保存する余地がありません。さらに、定期的な再起動によりメモリが毎回完全にクリーンアップされるため、ハッカーや親会社による「ログの隠し撮り」もシステム構造上不可能です。

比較項目一般的なVPNサーバーExpressVPN (TrustedServer)
データ記憶媒体HDD / SSD (永続的な保存が可能)RAMディスクのみ (一時メモリのみ)
電源遮断時のデータデータはドライブ内に残存する完全に揮発・永久消去される
OSやソフトの起動ストレージから読み込み (改ざんの余地あり)起動ごとに最新のリードオンリーイメージから再構築
技術的裏切りのリスク親会社や政府がドライブを押収すればデータ流出の危険あり押収や差し押さえを受けてもデータは1ビットも存在しない

信頼性を担保する第三者機関(PwC等)によるノーログポリシー監査の実績

ExpressVPNは、自社が提唱する「ノーログポリシー(通信データを保存しない約束)」が本物であることを証明するため、監査法人PwC(プライスウォーターハウスクーパース)などの世界トップクラスの第三者機関による独立監査を定期的に受けています。

監査チームは、ExpressVPNのサーバーコードやネットワーク構成、TrustedServerの稼働実態を調査し、「確かにログが記録されていないこと」を確認した報告書を毎年公開しています。さらに、過去にトルコ政府が犯罪捜査のためにExpressVPNの物理サーバーを押収した際も、サーバー内に一切のデータが残っておらず、政府の解析要求を完全に退けたという有名な実績もあり、ノーログポリシーの実効性が証明されています。

【懸念度別】ExpressVPNの安全性がどうしても不安な人への代替案

技術的に安全だと理解できても、「かつてマルウェア事業で稼いでいた親会社にお金を払うこと自体が倫理的に許せない」「スキャンダルがあった企業をあえて選びたくない」と感じる方もいるでしょう。その場合は、無理をしてExpressVPNを使わず、以下のクリーンな実績を持つ代替VPNを選ぶのが賢い方法です。

業界最大手!セキュリティ専門の親会社が運営する「NordVPN」

ExpressVPNの最大のライバルであり、2026年現在最も多くのユーザーに選ばれているのがNordVPNです。親会社はサイバーセキュリティ製品の開発を専門に行う「Nord Sec社」であり、元マルウェア企業のような不審な過去や経営陣のスキャンダルとは一切無縁です。

パナマというプライバシー保護が法的に保障された国に拠点を置き、ノーログポリシーの第三者監査も繰り返しクリアしています。通信速度もExpressVPNと同等以上に高速でありながら、料金プランは2年契約などで大幅な割引(※為替レート1USD=155円換算で月額約500円〜700円前後)が適用されるため、コストパフォーマンスの点でも非常に強力な選択肢です。

より詳細なサービス仕様や最新のセール情報を知りたい方は、NordVPNの評判とクーポン活用術で具体的なメリットやデメリットを確認してみてください。

完全オープンソース&スイス本拠地の「Proton VPN」

「何よりも企業の透明性とプライバシー第一の理念を追求したい」という方には、Proton VPN(プロトンVPN)が最も適しています。スイスのジュネーブに本拠を置き、欧州原子核研究機構(CERN)のエンジニアたちによって設立された、プライバシー保護に極めて厳しい非営利組織から派生したサービスです。

すべてのアプリのソースコードが一般に公開(オープンソース化)されており、世界中のエンジニアの監視によって安全性が日々証明されています。さらに、スイス国内の地下1,000メートルにある旧スイス軍の防衛シェルター内に物理的なコアサーバーを所有しており、国家レベルの盗聴やサーバー差し押さえに対しても最強の防衛力を誇る、最も信頼の厚いVPNです。

ExpressVPNに関するよくある質問(FAQ)

ExpressVPNを使うとウイルスに感染する危険性はありますか?

いいえ、ありません。親会社Kape Technologiesの旧Crossrider時代にアドウェアの配布事例があったため誤解されがちですが、現在のExpressVPNアプリにはウイルスや悪質な広告を仕込むようなプログラムは一切入っていません。アプリ自体の安全性は世界的な監査会社によって保証されています。

クレジットカード情報などの個人情報が親会社に流出することはありますか?

いいえ、ありません。ExpressVPNの決済データは、親会社ではなくPCI-DSS規格に準拠した独立した大手決済代行会社を通じて安全に処理されます。また、ノーログポリシーに基づき、あなたがどのサイトにアクセスしたかという通信履歴(ログ)は一切保存されないため、親会社に情報が渡る危険性も皆無です。

中国でExpressVPNを使うのはセキュリティ的に危険ですか?

セキュリティ上の「危険性」はありません。通信は強力に暗号化(AES-256規格)されているため、政府に通信内容を盗み見られるリスクは皆無です。ただし、当局の回線規制によって「繋がらなくなる」「速度が落ちる」といった利用上の不便さは発生するため、その点は留意しておく必要があります。

まとめ:ExpressVPNの危険性の噂を正しく理解する

ExpressVPNの危険性の噂の真相をまとめます。

本記事のまとめ

1. 「安全だが危険」と言われるのは、親会社の過去のアドウェアビジネスや元CIOのハッキング経歴が原因である。

2. 2026年現在、親会社Kape社は非公開化され、元CIOのジェリケ氏も2023年にExpressVPNを退職している。

3. サーバーはRAMディスク(TrustedServer)で動作するため、物理的にログを保存できないシステムが第三者監査で証明されている。

4. それでも企業の歴史や倫理観に不安がある場合は、NordVPNやProton VPNといった代替案を選ぶのが確実である。

ExpressVPNは月額費用(※為替レート1USD=155円換算で月額約1,033円)がやや高めですが、業界トップクラスの速度と安定した暗号化通信を提供しており、技術的な安全性に全く抜かりはありません。しかし、プライバシーを守るための道具だからこそ、運営組織への「信頼感」は最も大切にすべき判断基準です。

ご自身のセキュリティへの要求と会社の歴史を天秤にかけ、納得のいく安全なVPNを見つけて快適なインターネットライフを送ってください。

空野 アオイ

なるほどね!技術的にデータを裏切れない仕組みになってるって知って安心したよ。でも、私はやっぱり親会社の過去が少し気になるから、スキャンダルのないNordVPNの方も調べてみるね!お姉ちゃん、教えてくれてありがとう!

空野 シオン

それが正しい付き合い方よ。VPNは自分の納得がすべてだから、自分が一番信頼できると感じたサービスを相棒に選びなさい。

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この記事の監修者

・在宅勤務のアラフォー会社員
・24時間VPN接続してます!
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⇨ブログ、文章を書くのが好き!
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